うし源本店

さかのぼること百三十年。
一般的には食肉文化が定着していない明治初頭の頃、
うし源本店は、初代瀧口源松により自然環境に恵まれた山間部、大和榛原(はいばら)の地を発展させるべく地場産業として創業。

なにもない時代に、今では当たり前の畜産施設の設備を一から作り、セリという発想、セリ市場の建設もスタートしました。現在の畜産の法律が出来、公の施設が出来る平成二年までは、奈良の畜産設備が「うし源本店」の私有地や、近くに位置したのはその為です。

全国では多くのセリ市場が県庁所在地にあるのに対し、奈良県では榛原に現在でもセリ市場があるのはその名ごりです。
その初代源松が、奈良の食肉文化の発展から長年の苦労を経て育てあげた牛が「大和榛原牛」です。

近年の発展により、自然環境も少しずつ変化する中、初代源松が構想した「より良い牛肉を求め続ける」その精神を受け継ぎ現在では、品質格付けは勿論のこと、
黒毛和牛の最高峰となる肉質を探求し続け、品種の研究、飼料、育て方から熟成まで老舗として昔ながらの伝統、技術をを守りつつ、次世代のスタンダードを目指し、これからもお客様をお迎えいたします。


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